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May 26, 2006

映画撮影・新作製作状況・小淵沢音楽祭

と、タイトルはごちゃごちゃですが、まず映画撮影。私の職場で今映画の撮影が行われています。「神童」という音楽映画で来春公開予定。ちょっとのぞいてみたのですが、映画撮影の現場というのは初めてなので、ふーんということがたくさん。なにより、撮影はなかなか始まりません(^^;)いろいろなテストやらライティング、メイクにエキストラへの指示などずいぶん長い準備をして、やっと撮った本番が数秒、っていうような感じ。こんな根気の要る積み重ねの作業で映画って作られているんですね。この映画、オーケストラの場面の撮影だったのですが、音を重ねたりしてずいぶん苦労しそう。成海璃子さん 松山ケンイチくんなんかが主演で、まぁ間近で見られましたが、璃子さんは中学生の制服を着ていたので、まさにそのまんまそのあたりにいるちょっと可愛い中学生という感じ。なかなか撮影が始まらないので退屈そう。いやー、別の意味で俳優さん女優さんって大変なんだな、と思いました。明日はいよいよオーケストラのコンチェルトのシーンなので、仕事もかねてまた見学に行ってくるつもり。

新作の製作はボチボチでんな、ここまでできています。ピアノ2台で演奏している雰囲気をだすため、パンを左右に広げ、また面白い効果が出ています。ピアノでやってもこのダイナミズムは凄い。ちょっと音量を上げて聞くと耳が痛いので注意を。

もうひとつ、フルートのほうは明日小淵沢音楽祭というので吹いてきます。曲目はシュターミッツのフルート協奏曲。室内オケとの演奏。この曲はシンプルながらとても好きな作品。久しぶりの小淵沢なのでたっぷり吹いてくるつもり。よく響く会場なので本番が楽しみです。

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May 22, 2006

スティグリアーニ ピアノリサイタル

ナクソスからデュカス作品集を出している、シャンタル・スティグリアーニのピアノリサイタルに行ってきました。

ここのところピアノのコンサートには立て続けに行っているのですが、この方は国際ドビュッシーコンクールで優勝したという、フランスものを大得意としている女流ピアニスト。今晩はすべてフランスもののプログラム。

デュカス:ハイドンの名による非歌的前奏曲
ラモー:クラヴサン曲集より
デュカス:牧神のはるかな嘆き
サン・サーンス:死の舞踏
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ

休憩

クープラン:クラブサン曲集より
ラヴェル:クープランの墓

今回の演奏会の面白いところは、始まる前にアナウンスがあり、演奏者が独自のストーリー性を考えた選曲なので、休憩までは曲の間に拍手をしないで欲しいとのこと。こういう演出、なかなかよいですね。曲間ではまったく拍手が無く、すべての曲の静かな余韻を味わえる。そして、聴衆もそれぞれがこの音楽の連なりの中でストーリーを創造できる。曲ごとに盛大な拍手をするよりも、さらに音楽浸れるように感じました。

演奏は繊細な音色と集中力、そして調性ごとに音色を変えながら、美しいピアノを響かせてくれました。最近、ピアノのコンサートでは、その音がホールにすーっと広がる美しさをかみしめながら聴くことが多いのですが、今日の演奏は、特にそれが楽しめたかな・・・。面白かったのはラモーとクープラン。現代ではほとんどチェンバロでしか聴くことができない曲だけに、新鮮な美しさを感じました。古典音楽だけれど、そのまま近代作品の中につながるようなモダンな響きなんですね。今度こういったクラブサン曲をピアノで打ち込んでみようかな、なんて思いました。アンコールは月の光。いろいろな疲れや悩みがすっと癒されるような、ああ、今日はとてもいい音楽を聴いた、そう感じさせるコンサートでありました。やはり生の音の響き、広がり、そして包み込む感じは最高ですね。派手な演奏ではないけれど、じわっと染みてくる音楽。いいものです。

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May 21, 2006

チャイコフスキーのフルート協奏曲!?

先日いつものように楽譜を漁っていて見つけたのがこのチャイコフスキーの作品。副題にはフルート協奏曲とあって、へえ?チャイコにもフルートコンチェルトがあるんだとびっくり。どんな音がするのだろうと自分で吹いてみたものの、どうも一人だといったいどういう曲なのかわからず、いてもたってもいられずに現在打ち込み中のピアノ作品を放り出してこちらを打ち込んでしまいました。

うむ、序奏は本当に美しい。何か劇的なものを予感させる開始。その後に続くフルートのソロと弦のトレモロの叙情的も素晴らしい。さすが大作曲家、若書きとはいえ、それなりに聴かせてくれます。

こちらから聞いてみてください。

今度の土日は小淵沢音楽祭というので演奏してくるのですが、一応この楽譜を持っていって、弦合奏のみんなとやってみようかと思っています。果たしてうまくいくかな?

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May 15, 2006

新しい曲

なんとかパソコンを復旧させて久しぶり新しい曲を打ち込んでいます。

この曲、皆さんよくご存知の大管弦楽曲。またこの曲にハマッた方も多いでしょうね。

ここから聴けます。

で、最近この曲を作曲家自身がピアノ四手用にアレンジした楽譜を発見。ちょっと打ってみました。

このピアノ版は、ファジル・サイによる多重録音のCDが出ていますが、これはサイがかなり手を入れたアレンジ。ピアノに手を突っ込んでプリペアドみたいなことやったりして、なかなか面白い。でも作曲家自身のアレンジもぜひ聴いてみたい。それでこれを打ち込んでいます。

まだ最初のほうだけですが、ピアノもかなり達者だった人だけになかなかよい。管弦楽だと一つ一つの旋律の音色が際立って違うのに対して、ピアノは均質な音。それが却ってこの曲の持つモダンで複雑な絡み合い、混沌とした原始の世界が聴けるような。またフルオーケストラとはまた違った味わいがあると思います。

大曲なのでしばらくかかると思いますが気長に。時々このブログで進捗報告したいと思います。

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