オランジュ音楽祭のカルメン
昨日観たのがNHKのクラシックロイヤルシートで、オランジュ音楽祭の「カルメン」。
偶然ですが、たまたま土曜日に仕事で企画した音響学の公開講座に、このオランジュ古代劇場の音響についての話題が出てきていました。この劇場、なんと紀元前1世紀の建築。2000年も前にできたなんて、信じがたい・・・で、青天井の屋根のない巨大な劇場だけれども、これが音響的にはうまくできていて、石の効果で残響のある良い響きになって、客席までちゃんと音がとどくなだそうな。演奏はチョン・ミュン・フン指揮のフランス放送フィル、カルメンがベアトリス・ウリア・モンゾン、ドン・ホセがロベルト・アラーニャ、ミカエラがノラ・アンセレン、エスカミーリョがリュドヴィク・テジエってな配役ですが、日頃あまりオペラを観ない私にとっては歌手の名前は全く知らない人ばかり・・・でも皆素晴らしい歌唱で、情熱のオペラを楽しめました。とにかく巨大な屋外劇場だけに、広くて無限大の天井を使って、すごくスケールの大きな舞台になっていましたね。さぞや生で観たら感動するに違いない・・・。演出はオーソドックスだったけど、闘牛場の前の行進では舞台上で花火を焚いたり、相当な人数を歩かせてスケールの大きさを出していて楽しめました。オケもオケピットの部分が広大なので、かなりの大人数。たぶんあれだけの劇場に響きわたらせるにはそれくらいの大きな編成が必要なのでしょう。個人的には情熱的なカルメンもホセも良かったけれど、ただ清純な歌唱に終わっていない表現力の深いミカエラが良かった。ミカエラの強い訴えがあってこそ、ドン・ホセは一時的にでもカルメンから離れるんですね、闘牛場前での悲劇に繋がるのが、よく分かりました。エスカミーリョはもうちょっと威勢がいいほうがよいかな。それにしても音楽祭の気分に浸れた贅沢な時間でした。


Comments
はじめまして!!
私も(も・・というのはかなりおこがましいですね。スミマセンっ)吹奏楽でフルートをやってました。
久しぶりにクラシックが聴きたくて、当時1番好きだったストラヴィンスキーの火の鳥を検索していたら、こちらに辿り着きました!
まだサラリとしか拝見していないのですが、ピッコロさんがフルート奏者であることに驚き、さらにとんすけくんの存在にも驚かされました。
すごくかわいいコですね!どのお写真を拝見してもとっても幸せそうなお顔をしています。お月様でピッコロさんの音色にうっとりしている姿が想像できます。
うちにも愛兎がいるんです。毛深いのでよく猫に間違えられますが・・・(汗)兎さんてほんとに可愛いですよね!
初めての書き込みで長文になってしまって申し訳ないですm(_ _)m
これからも遊びに来ますので、よろしくお願いいたします♪
ところで・・・火の鳥なのですが、もうダウンロード出来ないのでしょうか??
Posted by: わたあめ | September 14, 2005 at 11:56 AM
わたあめさん、はじめまして!ようこそ当サイトへ。
フルートを吹かれて、さらにウサギさんまで飼っておられるとのこと、共通人ですね(^^)今は写真のとんすけは天国に行ってしまいまして、2代目のローラ(名前は女の子ですが、実は成長したら男の子だった(^^;))がわが家をセイロガンを落としながら走り回っています。
さて、火の鳥ですが・・・・著作権の関係で、今はダウンロードを休止しております。いつかストラヴィンスキーの著作権が切れたら・・・ってえらく先ですね。あのMIDIはもうずいぶん前の作品ですから、今聴くとどうでしょうねぇ・・・
ということで、残念ですが、火の鳥に関しては、当分ダウンロード休止とさせてください。
それでは今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます!
Posted by: ぴっころ | September 14, 2005 at 11:47 PM